トップページへ戻る 2017年春山 唐松岳と八方尾根 2017年夏山 唐松岳と八方尾根
 
2017年7月20日(木)  AM  5:30    快晴   気温 10℃    微風 
八方尾根は雪上歩行の箇所が御座いますが 全線夏道です。
 ● 八方尾根 扇の雪渓周辺の残雪は 約40mの雪上歩行となります。
 融雪が進み 18日整備終了後の雪面ステップは角がとれて斜面になっています。
雪上
の登下山がご不安なお客様は軽アイゼンをご準備ください。

降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意なさってください。

・ 気温が高い時間帯には、雪の踏み抜きによる足首の捻挫・怪我等にご注意なさってください。

● 丸山周辺の登山道は 雪の無いルートへ変更致しました。  目印のマークやロ-プの案内指示に従って登下山なさってください。
 
   
   
2017年7月19日(水)  AM  5:30    ガス    気温 8℃   微風    → 晴れ
本日は 関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。北陸地方の梅雨明けはまだですが・・・稜線のお天気がよくなりました。
 2017年7月18日(火)  朝 AM  4:00 小雨  気温 8℃  →  AM 6:00 小雨 ガス 
→ AM10:00 ガス  → 小雨 
18日 八方尾根 丸山周辺の登山道は 雪の無いルートへ変更予定です。
目印のマークやロ-プの案内指示に従って登下山なさってください。
   
① 扇の雪渓下部の夏道。 雪の斜面にはステップを切っています。サイドには雪のブロックを積んでいます。
日々融雪が進みますので 
整備終了後のステップの角は徐々に丸くなります。雪上の下山がご不安なお客様は
軽アイゼンをご準備ください。
② 唐松岳頂上山荘南側のお花畑と残雪です。
ミヤマキンバイ・ハクサンイチゲ・クロユリ・イワカガミ・
ヤハズハハコ・
ハクサンチドリが混生して咲いています。
② 唐松岳頂上山荘南側 ミヤマクワガタの群生地です。
 2017年7月17日(月)  夕方 PM  6:00    くもり    
※ 八方尾根 扇の雪渓下部周辺の残雪です。 地表までの除雪作業中です
キヌガサソウが見頃を迎えています。
   
 2017年7月17日(月) 祝日 海の日  AM 6:00 小雨    気温 9℃  風速 5m 
→ ガス → 曇り  晴れ間  
八方尾根は雪上歩行の箇所が御座いますが 夏道は全線開通致しました。

● 本日17日 扇の雪渓周辺のステップ切りを行いました。 雪上歩行がご不安なお客様は軽アイゼンをご準備ください。
明日18日 八方尾根 丸山周辺の登山道は 雪の無いルートへ変更予定です。
目印のマークやロ-プの案内指示に従って登下山なさってください。

 
唐松岳2696m~不帰の嶮~天狗の頭~白馬三山
唐松岳頂上山荘~八方尾根の眺望です
  ( 撮影日 : 7月15日 )
 
●  唐松岳頂上山荘 指定幕営地(テント場)のお知らせです ●
指定幕営地(テント場)は唐松岳頂上山荘下の西側斜面、黄マークのエリアです。
唐松岳頂上山荘 指定テント場では、今シーズンの残雪が多く、設営数が限られます。テント場のご予約はお受けできません。
 
 2017年7月16日(日)  AM  6:00   曇り ガス    気温 9℃  風速 4~5m → 信州側 ガス 
→ 雨

※ 八方尾根上部 桟橋手前付近の残雪は、地表までの除雪を終了しています。
登山道斜面側には雪のブロックを積んでいます。
( 画像内 黄線円の残雪箇所です )
   
   
 2017年7月15日(土)  AM  6:00   快晴    気温 10℃  無風 → 信州側 雲海 ガス 

 7月15日現在 : 八方尾根は雪上歩行の箇所が御座いますが 夏道は全線開通致しました。
 
★ 扇の雪渓周辺の登山道整備と残雪のステップ切りを行いました。
長野県八方尾根 
八方池山荘から丸山までの間は、扇の雪渓経由の夏道にルート変更致しました。

● 扇の雪渓付近は 融雪で残雪状況が変化します。アイゼンをお持ちください。
15日現在 雪上の歩行がご不安なお客様は6本爪アイゼンのご使用をお勧めいたします。 

●  八方尾根 丸山上部~唐松岳頂上山荘間 本日桟橋手前付近の残雪は除雪が終了し夏道が開通しました。
丸山上部~桟橋手前までの残雪はステップ切りが終了しています。尾根通しのルートと部分的に夏道も雪上通行可能です。

登山道整備期間中は、状況に応じてルート変更を致します。登山道上の目印等ご案内を確認ください。
夏道はほぼ全線通行可能となりましたが、登山道整備期間中は案内の指示に従っての登下山をなさってください。

・ 降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意なさってください。

・ 気温が高い時間帯には、雪の踏み抜きによる足首の捻挫・怪我等にご注意なさってください。
  

   扇の雪渓周辺の登山道整備と残雪のステップ切りを行いました。 ( 作業・撮影 : 夏山常駐パトロール隊 唐松班 7月13日 )
長野県 八方尾根 
八方池山荘から丸山までの間は、扇の雪渓経由の夏道ルートです。
● 気温の上昇に伴い雪面状況は日々変化し、融雪が進みます。 アイゼンをご用意ください。
雪上の歩行がご不安なお客様は 6本爪アイゼンのご使用をお勧めいたします。 
夏山シーズンの間は、午前中から信州側 (八方尾根側) に 霧・ガスが湧きやすくなります。
     
 ① 下の樺上部周辺の残雪
夏道トラバースから九十九折りの始まる
登り口付近です
 下の樺上部周辺の残雪
 夏道のルート上
 
 下の樺上部周辺の残雪
滑り止めの溝を切った雪面です
 
     
 ② 下の樺上部周辺 夏道 
九十九折りの登山道2番目の残雪です
③ 扇の雪渓へ向かう夏道
残雪の斜面です 
④ 扇の雪渓下部の夏道
雪の斜面にはステップを切りました。 
     
⑤ 画像④の足元の段差の様子です  ⑥ 扇の雪渓上部の夏道です  ⑦ 丸山ケルン下の残雪斜面です
丸山ケルンへ向かっています。
 
     
 ⑧ 残雪と雪の消え際の地面が出始めた
登山道との間は、足元にご注意ください。
転倒による怪我や足を挟まないように
慎重に登下山なさってください。
⑨ 丸山上部周辺の残雪です   ⑩ 丸山より上部~桟橋下部の残雪です
夏道のルート上です。
 2017年7月14日(金)  AM  6:00   快晴    気温 10℃  無風 → ガス
 ● 八方尾根は雪上歩行の箇所が御座いますが 夏道は全線開通致しました。● 
 
 2017年7月13日(木)  AM  6:00   晴れ    気温 13℃  →  午後 ガス  気温16℃ 

  ★ 扇の雪渓周辺の登山道整備と残雪のステップ切りを行いました。
長野県八方尾根 八方池山荘から丸山までの間は、扇の雪渓経由の夏道にルート変更致しました。
● 融雪で残雪状況は変化しますが、雪面が堅く凍結していて滑りやすい状態です。
アイゼンをお持ちください。雪上の歩行がご不安なお客様は6本爪~アイゼンのご使用をお勧めいたします。 
●  八方尾根 丸山上部~唐松岳頂上山荘間 夏道上に残雪があり尾根通しのルートとなりますが部分的に夏道を歩きます。
登山道整備期間中は、状況に応じてルート変更を致します。登山道上の目印等ご案内を確認ください。
雪上トラバースが危険な箇所の夏道は通行できません。指示に従い尾根通しのルートを登下山なさってください。
・ 降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意なさってください。

・ 気温が高い時間帯には、雪の踏み抜きによる足首の捻挫・怪我等にご注意なさってください。
また
気温の低い時間帯には、雪面が結氷しています。
 


( 現在 登山道整備中です。明日7月14日に夏道へのルート変更予定です )  
   
唐松岳頂上山荘周辺のミヤマクワガタです。 涼しげな淡青紫色の花が次々と開花します。
 2017年7月12日(水)  AM  6:00   小雨    気温 11℃  風速 約 3~4m 

夏山パトロール常駐隊員が唐松岳頂上山荘に入山しました。
( 明日7月13日に 扇の雪渓下部 ~周辺の夏道開通に向けて除雪・ステップ切り作業・登山道整備を行う予定です ) 

安全登山のために6本爪~のアイゼンをお使いになることをお勧めします。 

(  黒部渓谷鉄道 : 宇奈月⇔欅平間は復旧工事順調。7月15日宇奈月7:32始発電車より全線再開予定です  )
富山県黒部方面 唐松→祖母谷温泉間 登山道の整備は行われておりません  
祖母谷線登山道整備状況につきましては、唐松岳頂上山荘受付にて
必ず登山道・残雪状況のご確認をお願い致します。
   
2017年7月10日(月)  AM  6:00    快晴 信州側は雲海です    気温 10℃    微風 
八方尾根上の樺(かみのかんば)周辺 約100mの雪の斜面を直登します。 
※ 雪面は固く凍結している箇所が多く滑りやすい状態です。足もとに気をつけて登下山なさって下さい。
安全登山のために6本爪~のアイゼンをお使いになることをお勧めします。 
   
   
  コマクサの蕾が膨らみ、咲き始めました。
唐松岳頂上山荘北側の砂礫地では、小さな蕾が開花に向けて準備中です。
  2017年7月9日(日)  AM  5:30  晴れ  ( 朝靄がかかっています )   気温 12℃    微風  
● 不帰の嶮 → 白馬方面への縦走路情報です ● 
◎ 重要なお知らせです 天狗山荘さんは今シーズン山小屋営業を休止中です。
(宿泊・休憩等)の利用、及びトイレや水場の使用ができませんので、現在のところはテント場もご利用いただけない状況です。

白馬岳への縦走ルートの残雪は融けて消えています。「天狗の大下り」(唐松岳→白馬岳方面へは「登り」となります)の
最上部周辺で 鎖の状態が悪い箇所があります。一部の岩がはがれた場所もありますので、ルート上の小石や浮き石に
ご注意なさって 慎重に登下降をお願い致します。
融雪後しばらくの間は、ルート全体で浮き石が多くなっています。鎖場の鎖を振ると小岩や浮き石が
落ちてくる場合が御座いますので、くれぐれもご注意なさって下さい。

 2017年7月8日(土)  AM  5:30  快晴    気温 9℃      ガス

● 唐松→ 富山県黒部 祖母谷温泉・欅平(宇奈月方面)の山行を計画されているお客様へ重要なお知らせです ●
① 7/5大雨冠水被害 : 黒部渓谷鉄道 猫又駅周辺復旧工事中のため トロッコ電車運休中です。線路上の歩行は禁止。宇奈月へは行けません
( 7月11日広報 : 宇奈月⇔欅平間復旧工事順調。7月15日宇奈月7:32始発電車より全線再開予定です )
②登山道に危険箇所あり:富山県黒部方面 唐松→祖母谷温泉間 登山道の整備はしていません。
上部では残雪あり。中間~下部は草茂り足元が見えません。 転倒による怪我・道迷い・危険個所があり要注意です。

重要! 祖母谷線登山道整備状況につきましては、唐松岳頂上山荘受付にて
必ず登山道・残雪状況のご確認をお願い致します。
 
  2017年7月7日(金)  AM  6:30  快晴    気温 9℃    風速 微風    PM7:30~ ガス 
● 八方尾根の登山道沿いに咲く高山植物のご案内です ●
     
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)  イワ シモツケ キバナノコマノツメ
     
ウラジロヨウラク   アカモノ(イワハゼ)   ゴゼンタチバナ 
     
カラマツソウ  マイヅルソウ  ミツバオウレンとイワカガミ 
     
タカネバラ  ハクサンタイゲキ 
     
ミネウスユキソウ   ハクサンシャクナゲ
     
シラネアオイ   イワカガミ
2017年7月5日(水)  AM  6:00  雨    気温 9℃    風速 約 7~8m 
 PM 2:30~ ガス → くもり
 7月5日現在 : 長野県 八方尾根上では大雨のため浮石にご注意ください。
上の樺(かみのかんば)周辺 約130mの雪の斜面を直登します。雪面は細かい浮石・氷塊があり、堅く凍結していて滑りやすい状態です。
しばらくの間は 10本爪アイゼンとピッケルをお持ちになられることをお勧めいたします。


NEWS (7月5日現在) : 富山県 黒部峡谷鉄道  宇奈月駅 ⇔ 欅平駅間に位置する
猫又(ねこまた)駅の冠水被害の影響で、トロッコ電車の開通が遅れる予定です。
★ トロッコ電車のお問い合わせは「黒部渓谷鉄道」へお尋ねくださいませ。
 「富山県側 唐松~祖母谷線」の7月登山道整備は中止となりました。 (唐松⇔祖母谷線ルートは登山道確認作業・登山道整備が終了するまでは、
祖母谷線ルートの通行を控えられることをお勧め致します。
( 注意:7月8日 復旧工事でトロッコ電車は運休中です。線路上の歩行禁止です。現時点で宇奈月へは行くことができません )
   
① 八方尾根 丸山上部の夏道上には残雪があります。×印の石とロープが目印です。
トラバース通過は危険ですので立ち入らないようにお願い致します。尾根ルートの登下山をお願い致します。
     
 八方尾根 尾根ルート上より 丸山ケルンを見上げて撮影しています。
残雪の下り口付近、地面と雪の消え際では氷結している部分が御座います。
特に視界が悪い時には足もとにご注意ください。

③ 左の残雪は「扇の雪渓」です
5日現在 扇の雪渓周辺の夏道には
まだ残雪があり通行できません。
尾根ルートの登下山をお願い致します。
   
   
④ 八方尾根 上の樺(かみのかんば)周辺 約130mの雪の斜面を直登します。
 本日7月5日 直登の雪面にベンガラで赤いルート印をつけました。また 直登ルート下部・上部には赤布目印をつけました。
・ 雪解けに伴い尾根コースを見逃しやすいため、赤布目印を見落とさないよう周囲確認をお願い致します。
・ 降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意なさってください。
 
◎ 雪面は堅く凍結していて滑りやすい状態です。
しばらくの間は10本爪アイゼンとピッケルをお持ちになられることをお勧めいたします。
   
 ⑤ 下の樺上部より撮影しました。
上の樺(かみのかんば)周辺 約130mの雪の斜面を直登します。
⑥ 八方池 の雪解けが進んでいます
   
⑦  上の樺下部周辺のシラネアオイです。 眠りから覚めたように・・淡紅色の萼片が開きます。 
雨上がりのしっとりとした林床が華やぐ 美しい花時を迎えます。
   
 ⑧ エンレイソウです。
輪生する大きな葉とは対照的な控え目な花です。
陽光の当たる林床で美しく咲いていました。
 ハクサンチドリです。
一際明るい色のハクサンチドリが
登山道沿いに点在して咲いています。
 
2017年7月3日(月)  AM  6:30  雨    気温 9℃    風速 約 10m 
 ガス → 雨
   
① 残雪とお花畠 ハクサンイチゲ・ミヤマキンバイです
唐松岳頂上山荘南側に広がるお花畠ではクロユリの花も咲き始めています
   
② イワカガミの蕾です。  ③ クロユリが咲き始めています
唐松岳頂上山荘周辺のクロユリ群落です 
2017年7月1日(金)  AM  6:30  雨    気温 9℃    風速 約 7~8m
   
八方尾根情報 : 山麓 ~上の樺周辺にかけてブヨ (ブユ・ブト)が発生しています。特に 曇りや雨の湿気が多い日には、
肌を覆う衣類・防虫ネット付の帽子・虫よけスプレーなど 虫刺され防止対策が役立ちます。
( ブヨは黒色や暗い色に寄ってきますので、首や頭髪を白いタオルで覆っているだけでも違いがあります )  
2017年6月30日(木)   AM 6:00    雨    気温 8℃    風速 約8m 
2017年6月28日(水)   AM 5:00    晴れ ・ 高曇り 時々 ガス
◎ 今年は例年以上に積雪があります。  八方尾根下の樺上部~唐松岳頂上山荘間 夏道が見えている場所がありますが、
まだ多くは残雪で覆われています。雪上トラバースは危険が伴います。
八方尾根 下の樺上部~唐松岳頂上山荘間では 夏道を通行しないようお願い致します。
現在尾根通しのルートとなります。


● 八方尾根 上の樺(かみのかんば)周辺 約180m雪の斜面を直登します。
雪解けに伴い尾根コースを見逃しやすいため、赤布目印を見落とさないよう周囲確認をお願いします。
雪面は固く凍結している箇所が多く滑りやすい状態です。足もとに気をつけて登下山なさって下さい。
安全登山のために10本爪以上のアイゼンをお使いになることをお勧めします。 

降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がってくることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意ください。
● ガスが流れて視界が悪い時間帯の下山では、雪の消え際部分で、尾根への登山道取り付き口を見逃さないようにご注意ください。 
 2017年6月27日(火)   AM 9:00     高曇り   気温12℃
 
 ① 中部山岳国立公園 八方尾根ハイキングコースと白馬山麓の眺望です。
八方池2060m(画像左)~第3ケルン2080m~八方ケルン2035m~第2ケルン2005m~トイレ~石神井ケルン1974m。
 ( トイレはご利用可能となっています )
第1ケルン1820m・八方池山荘さん1830m ~ 八方池2060mに至る  「八方尾根ハイキングコース」 沿いに可憐な高山植物が咲いています。 
   
 ② 八方池周辺ではウメハタザオ・ミヤマアズマギク・
ユキワリソウが咲いています。
 ③ 下の樺周辺に咲くハルリンドウです
 2017年6月25日(日)   AM 6:30  天気 : 雨 視界良し(劔岳は見えます)   気温 7℃ 微風
   
① シラネアオイは 只今 開花の準備中です。
上の樺の林床では 雨の滴を湛えたシラネアオイの蕾が膨らみ始めました。
また 現在雪の下となっている周辺群生地では、シラネアオイが目覚める時期となりました。
   
② 上の樺周辺でも ユキワリソウが咲いています  ③ 上の樺の周辺です。
雪の下ではシラネアオイが芽を出しています。
   
④ 岩の隙間に根を下ろし 仲良く並んで咲いている ミヤマアズマギク の可愛らしい花です。
 2017年6月24日(土) AM 6:00  晴れ 薄雲  気温:7℃ 微風
→ AM7:00 薄いガスが流れています。 
時々 視界良好 ⇔ 視界不良
 

● 八方尾根 上の樺(かみのかんば)周辺 約180m雪の斜面を直登します。
6月23日 : 直登の雪面に ベンガラで赤いルート印をつけました。 また直登ルート下部・上部には赤布目印をつけました。
雪解けに伴い尾根コースを見逃しやすいため、赤布目印を見落とさないよう周囲確認をお願いします。
雪面は固く凍結している箇所が多く滑りやすい状態です。足もとに気をつけて登下山なさって下さい。
安全登山のために10本爪以上のアイゼンをお使いになることをお勧めします。 

降雨や気温上昇に伴い、雪面状況は日々変化しています。雪の下から木々の枝が跳ね上がってくることがあります。
見通しの悪い日は足元にくれぐれもご注意ください。
● ガスが流れて視界が悪い時間帯の下山では、雪の消え際部分で、尾根への登山道取り付き口を見逃さないようにご注意ください。
   
① イワカガミの蕾です。まもなくマゼンタ色の可愛い花が
ふんわりと開きます。
 ② 尾根通しの登山道から眺める五竜岳の眺望です。
足元には黄色いキジムシロの花が咲いていました。
2017年6月23日(金) AM 6:00  快晴  気温 : 3℃   風速 ; 約5m   
2017年6月19日(月) AM 6:00  快晴  気温 0℃ 微風  

     
下山時の注意点: 雪面が固くコブ状になり細かな氷塊が雪面にできています。スリップにはくれぐれもご注意ください。
10本爪以上のアイゼンを装着して登下山されることをお勧めします。
雪面 :コブは筋状に黒く凍っている部分と雪面が柔らかく団子状に靴裏に張り付く雪とが並行している状態です。
 
八方尾根 尾根ルート上より 丸山ケルンを見上げて撮影しています。
残雪の下り口付近、地面と雪の消え際では氷結している部分が御座います。特に視界が悪い時には足もとにご注意ください。
登下山時 ルートを間違えないように周囲をよくご確認ください。
( 注 : 6月19日現在 雪面には画像内のような目印線は御座いません )
 
 「上の樺」への直登の基部方面・八方池方面を撮影しています。
ガスが流れて視界が悪い時間帯の下山では、雪の消え際部分で、尾根への登山道取り付き口を見逃さないようにご注意ください。
八方尾根 下の樺上部~上の樺の間は雪の斜面を直登します。 雪の斜面では、登る際も下る際にも慎重にお願い致します。
※ 雪面が固くコブ状になり細かな氷塊が雪面にできています。更に 融雪で浮き上がった砂粒や滑りやすい小石が乗っている箇所もあります。
コブは筋状に黒く凍っている部分と雪面が柔らかく団子状に靴裏に張り付く雪とが並行している状態です。
下山される時には、特に足元にくれぐれもご注意なさってください。

( 注 : 6月19日現在 雪面には画像内のような目印線は御座いません )
   
八方尾根 尾根ルート上より 丸山ケルンを見上げて撮影しています。
 「上の樺」への直登の基部方面・八方池方面を撮影しています。 
   
 八方池です。 八方池と白馬三山の眺望です。 
  2017年6月18日(日)  AM 6:00   高曇り   気温 6℃  南東の風 7m 
→ AM 8:30  ガス   視界不良

 ● 唐松岳頂上山荘周辺の高山植物情報 ‐ ハクサンイチゲ・ミヤマキンバイ・クロユリ ● 
   
 ① 昨日17日(土) 午後遅い時間の稜線です。終日快晴で気温が上がり、ハクサンイチゲの蕾が少しずつ膨らんでいます。
茶色の岩の隙間から溢れ出る艶やかな緑はクロユリの葉です。
ハクサンイチゲの株を取り巻くように元気いっぱい葉を広げています。 
   
② 17日(土) 午後 ミヤマキンバイが開花しました。 唐松岳頂上山荘南側の登山道下に咲き始めました。
眼下の谷筋はまだ残雪に覆われています。
 2017年6月17日(土)  AM 6:00   快晴    気温-1℃  無風   
本日よりグリーンシーズンの営業を開始させて頂きます。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

◎ 今年は例年以上に積雪があります。  八方尾根~唐松岳頂上山荘間 夏道が見えている場所がありますが、まだ多くは残雪で覆われています。
雪上トラバースは危険が伴います。八方尾根では夏道を通行しないようお願い致します。現在尾根通しのルートとなります。
◎ 融雪で残雪状況は変化しますが、雪面が堅く凍結していて滑りやすい状態です。
しばらくの間は10本爪アイゼンとピッケルをお持ちになられることをお勧めいたします。

◎ 八方尾根 下の樺上部~上の樺の間は雪の斜面を直登します。 雪の斜面では、登る際も下る際にも慎重にお願い致します。
融雪で浮き上がった砂粒や滑りやすい小石が雪面に乗っています。下山される時には、特に足元にくれぐれもご注意なさってください。
◎ 登りの際の注意点  : 八方尾根上部 南斜面の雪道 (下から稜線を見上げて左手方向に見える夏道ルート)
に入り込んだり、夏道ルート上にある残雪のトラバースは非常に危険です。現在 夏道ルートは通れません。
必ず尾根ルートの登下山をお願い致します。

 
   
 ① ミヤマキンバイとハクサンイチゲの蕾です
今年の稜線は積雪が多く、気温も低い日が続いています。
高山植物の成長は例年よりも遅れていましたが、
たくさんの蕾が膨らみ始めています。
 ② クロユリの蕾とクロユリ群生地
唐松岳頂上山荘周辺の草地に広がるクロユリの群生地です。
輪生する茎葉を広げて陽の光をいっぱいに受けています。
2017年6月14日(水)  AM 6:30  快晴   

6月17日(土)からは グリーンシーズンの営業を開始させて頂きます。今シーズンも是非 唐松岳頂上山荘へお越しくださいませ。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
 
①牛首下部~唐松岳頂上山荘南側を生活領域としている オスライチョウが見張りをしています。
岩棚の上に立ち、全方角を警戒中です。
 
周辺登山道を通行されるみなさま、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
   
 ② 首を長く伸ばして、周囲の警戒を怠りません。
生活領域をパトロール中のオスライチョウです。
 ③ メスライチョウは 雪の消え際に顔を出したばかりの
柔らかい新芽を 一心に食べ続けています。
寄り添うオスライチョウは、採食しながらメスライチョウを
守っています。
   
 ④ ライチョウ達の羽換が進み 周辺の背景にすっかり溶け込んでいます。
八方尾根上部~唐松岳頂上山荘周辺では、多くのライチョウに出会います。心温まる嬉しい出会いです。
 

⑤ 眩しい太陽が雲海の上に顔を出しました。陽光が雪面を黄金色に染める美しい時間です。

今年は例年以上に積雪があります。  八方尾根~唐松岳頂上山荘間 夏道が見えている場所がありますが、まだ多くは残雪で覆われています。
雪上トラバースは危険が伴います。八方尾根では夏道を通行しないようお願い致します。現在尾根通しのルートとなります。
融雪で残雪状況は変化しますが、しばらくの間は10本爪アイゼンとピッケルをお持ちになられることをお勧めいたします。

◎ 防寒防風対策をお願い致します。ザック内の荷物は防水携行なさってください。
地図・ライト また残雪対策としての日焼け止め・リップクリーム・サングラスなどもご一緒にお持ちください。

   
 ⑥ 八方尾根は山荘東側(裏)の階段を上がり
尾根通しのルートとなります。夏道は残雪の為通れません。
⑦ 今年は例年に比べて多くの積雪があります。
八方尾根(左)・白馬村方面の雲海・遠見尾根(右)です 
2017年6月10日(土)  AM 9:00  くもり  気温 5℃   
          
八方尾根ルート上では、、雪の踏み抜きによる足首の捻挫・怪我等にご注意なさってください。
日中には気温が上がり、刻々と雪面状況が変化します。雪面が硬く凍っている場所があります。
特に 岩場と雪が混ざり合う上部尾根ルートではアイゼン歩行にご注意ください。
 
 ① 池の周囲から毎日雪解けが進んでいます。周辺には春の高山植物が次々と開花しています。
   
② ウメハタザオです
第3ケルン・八方池周辺に、可憐な白い花を咲かせています。
③ 下の樺の登山道
( 登山道を覆っていた折枝は、登山道整備・撤去作業を
終了しています )
   

 トップページに戻る 2017年の春山へ 唐松岳と八方尾根
2017年夏山へ 唐松岳と八方尾根